利尻ヘアカラートリートメントにはジアミンは入っておらず、通常の白髪染めカラーよりも安全性が格段に高くなっています。
従来のヘアカラー剤には「酸化染料」が使われていて、その原料としてパラフェニレンジアミンが配合されていました。
利尻ヘアカラートリートメントは酸化染料を使わない白髪染めで、「塩基性染料・HC染料・植物染料」の3種類を組み合わせて白髪を染める仕組みです。
今回は、そんなジアミン不使用の利尻ヘアカラートリートメントが、なぜ安全性が高いといえるのかを徹底解説しました。
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利尻ヘアカラートリートメントで白髪染め|全色で染めた毛束画像公開中
もくじ
利尻ヘアカラートリートメントの安全性が高い3つの理由!
①酸化染料(ジアミン)なし&無添加処方
利尻ヘアカラートリートメントには発がん性物質のジアミンやタール系色素は使われていません。
そして酸化剤や鉱物油といった添加物を使用しない「無添加処方」になっているため、なるべくカラダに優しい成分だけで作られている安全な白髪染めです。
よく言われている「ジアミン」は、ヨーロッパ諸国では使用禁止となっている危険な成分で、フィンランドでは1991年から規制がかかっています。
発がん性があることや、強いアレルギー反応を引き起こしてしまうため、人によっては強いアレルギー症状で重症化してしまう恐れがあるからです。
ジアミンは濃い色を発色させることができる安価な成分なので、白髪を染めるのにかなり重宝する物質です。
しかし身体に及ぼす悪影響はかなり大きく、肌が弱い方がジアミン入りのヘアカラーを使用すると肌荒れ・湿疹・炎症といった副作用が出てしまいます。
利尻ヘアカラートリートメントでは植物染料と刺激の少ない染料を組み合わせることで、ジアミンを使わなくてもしっかり白髪が染まるように作られています。
安価で強力な染色力のあるジアミンを使っていないため、市販のヘアカラーよりは値段が高くなっていますが、それは安全性を追求した結果というわけです。
②脱色作用がなく、アルカリ剤も入っていない
利尻ヘアカラートリートメントには、髪のメラニン色素を壊して明るくする脱色作用がありません。
そのため、通常のヘアカラーのように髪が痛んでバシバシになったり、乾燥がひどくなるといったダメージがないのです。
また、ヘアカラーで髪が痛んだり頭皮が荒れてしまう原因に「アルカリ剤」がありますが、利尻ヘアカラーにはアルカリ剤は使用されていません。
通常のヘアカラーは別名アルカリカラーとも呼ばれていて、髪のキューティクルをアルカリによって開いて、髪の内部で染料を化学反応させることで染まるように作られています。
ところが、利尻ヘアカラートリートメントは髪を開くことはせず、髪の表面に色素を吸着させることで白髪染めできるものです。
髪や頭皮に刺激を与えてしまうヘアカラーとは根本的に白髪を染めるメカニズムが違うため、利尻ヘアカラーは安全に使える上にダメージなしで白髪染めできるようになっています。
③植物色素が多いため化学染料の割合が少ない
利尻ヘアカラーのような白髪染めトリートメントはいくつも販売されていますが、他の商品は化学染料だけが配合されています。
しかし利尻ヘアカラートリートメントには「植物染料+化学染料」の2つが使用されていて、上手に組み合わせることでなるべく刺激の多い化学染料を使わないように工夫してあります。
化学染料には「塩基性染料・HC染料」の2つがありますが、どちらも化粧品に使えるような成分で、厚生労働省に危険ではないと認可されたものですが・・・
それでも多少の刺激はあるので、化学染料に加えて植物染料を混ぜることで「刺激の元をなるべく減らしてある利尻ヘアカラー」は、より安全に使用できる白髪染めなのです。
利尻ヘアカラートリートメントのかゆみ・かぶれ検証!
利尻ヘアカラートリートメントを使ってみたいけど、染めてかゆみが出たり皮膚がかぶれたら嫌だなぁ…という方に実際に使ってみた感想を書いておきます。
また、これまで安全性が高い理由をお話ししてきましたが、仮に「かゆみやかぶれが出た場合」にどんな成分が原因となりうるのかを調べてみました。
実際に自分の頭に使用していても肌荒れ・かゆみは1度も感じていない
私の肌はネックレスをつけると擦れて赤くなってしまうレベルで、アレルギーなどは持っていません。
物理的な刺激には弱いけど、キッチンハイターなどを直触りしなければ特に肌荒れに困るようなことはない、という普通肌だと思っています。
私は利尻ヘアカラートリートメントを何本も購入して使用していますが、今のところ肌荒れしたりかゆみを感じたことは一度もありません。
通常のヘアカラーでは黒染めなら大丈夫だけど、少しでも明るくなるカラーは肌に炎症がおきたり、脱色作用の強いものは針でさすような刺激を受けたことがあります。
利尻ヘアカラートリートメントには通常のヘアカラーに含まれている「酸化染料・刺激物・アルカリ」といったものが入っていないので、私はなんともありませんでした。
10年単位で使い続けていくと何かしらの症状が出るかもしれませんが、今のところアレルギー反応もなく、なにも問題なく使えています。
利尻ヘアカラートリートメントにはクチナシ・ウコンといった植物染料が含まれているので、植物アレルギーがある方はあらかじめ成分をチェックしておいたほうがいいでしょう。
ただ、ヘアカラーではかゆみ・肌荒れがおこったけど、特に植物アレルギーは持っていないという方は心配いらないかと思います。
利尻ヘアカラートリートメント使用時にかゆみが起こった際の原因成分
利尻ヘアカラートリートメントを使用して、もしかゆみを感じたとしましょう。
その場合に考えられるのは「塩基性染料・植物染料」のどちらかの影響が大きいと推測できます。
利尻ヘアカラートリートメントに含まれている白髪染めのための主成分が塩基性染料と植物染料の2つです。
このうち、刺激がほんの少しあるのが塩基性染料で、植物染料には刺激はありません。
塩基性染料
塩基性染料は分子が大きく皮膚に浸透しない作りになっているため、通常のヘアカラー剤に入っている酸化染料などよりも刺激がグンと少なくなっています。
また、化学反応を起こさないでイオンの力で髪にくっつくため、刺激がほとんどない成分になっています。
ただし、全く刺激がないとは言い切れないので、もし利尻ヘアカラートリートメントで刺激を感じた場合は、この塩基性染料が原因かもしれません。
塩基性染料は白髪染めトリートメント全般に使用されているので、ほかのトリートメント商品に変えても同じように刺激がおこる場合があります。
植物染料
植物染料は自然界に存在する成分なので、刺激はまずありません。
しかし植物アレルギーがある方が使用するとかゆみや肌荒れなどの症状が出る場合があります。
具体的に利尻ヘアカラートリートメントに含まれている植物成分は、
- リシリコンブ
- ローマカミツレ
- ローズマリー
- フユボダイジュ
- ニンニク
- センブリ
- セイヨウキズタ
- セイヨウアカマツ
- ゴボウ
- ゲンチアナ
- カワラヨモギ
- カミツレ
- オランダカラシ
- オドリコソウ
- オタネニンジン
- オクラ
- アルニカ
- アルテア
- オオウメガサソウ
- ユズ
- アナトー
- クチナシ
- シコン
- ウコン
などがあります。美容成分として十数種類配合されていて、植物染料として4種類含まれています。
1つ1つの成分量としては微々たるものなので、アレルギー反応がおこる可能性はかなり低くなります。
もし他の塩基性染料が使われている白髪染めトリートメントが大丈夫で利尻ヘアカラーがダメな場合は、この中の植物成分がかゆみ・肌荒れの原因になっているのかもしれません。
利尻ヘアカラートリートメントはジアミンなしで安全な白髪染め用品!
長々と解説してきましたが、利尻ヘアカラートリートメントの一番安全だといえるのは「ジアミン」が入っていないことや、酸化染料・アルカリが使用されていないことです。
刺激がほとんどなくてアレルギー性の高い成分を使っていないので、ヘアカラーで肌荒れ・かゆみに悩まされた方でも安心して使用できます。
髪が痛んだり頭皮が荒れたりすることがない上に、白髪を染めている放置時間中に髪の補修ケアができるので、髪の健康を維持しながら白髪染めができますよ^^
ヘアカラーによる肌や髪の悩みを減らしてくれる便利な白髪染めなので、今まで白髪染めが嫌いだった方も、利尻ヘアカラーを使うと好きになれるかもしれませんね!
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